♪第16回 水無月 愛の音コンサート (2005年6月5日) | 上野眞樹・吉野妙 ヴィイオリン&ピアノ演奏会 |
ヴィオリン 上野 眞樹 ドイツ各地のオーケストラ、広島交響楽団のコンサートマスタ等を 勤めた後「音楽家は平和の戦士」をモットーに 「愛の楽器ヴィオリン」を、一人でも多くの方に 聴いていただくため、世界各地で演奏活動を展開中。 |
ピアノ 吉野 妙 大阪音楽大学、デンマーク・ヴェストビル・ホイスコーレで クラシックとジャズを学び、湯来町に音楽空間「スペース薬」を創設。 ピアノソロやさまざまな楽器との競演を楽しめる音楽活動を、国内外展開中。 |
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上野氏がドイツに長く在住した間に、あらためて素晴らしさが分かったという日本の曲を中心に演奏された。 使われたヴァイオリンは、なんとモーツアルトと同じ年齢だそうだ。 とても気に入っているのだという低音に深みのある上野氏のヴァイオリンの音色と、 日本で所蔵している人は珍しいというベーゼンドルファーのグランドピアノの吉野氏のやさしい音が融合した息の合ったアンサンブル。 「歳をとると、指はまわらなくなるけど、口がよくまわるようになりました」 という上野氏の気さくなトークで、和やかの雰囲気の中あっという間に時間が過ぎていった。 吉野氏のピアノソロのアンコールはドビュッシーの「月の光」。 まさに月の光が静かに差し込む景色を想像させるような演奏だった。 |