天体望遠鏡の分解能


天体望遠鏡で2つの像が2点として見分けられる最小の角度を分解能と呼んでいます。
望遠鏡の分解能は、その有効口径によって決まります。 眼視観測での分解能は、W.R.ドーズの実験式から導き出される値が一般的に使用されます。
下表には、ドーズの分解能ε1と回折理論の分解能ε2を記載しています。

有効口径φmm 25 50 65 75 100 125 150 200 250 300 400 500 600 800
ε1(ドーズ分解能) 4”.6 2”.3 1”.8 1”.5 1”.2 0”.9 0”.8 0”.6 0”.5 0”.4 0”.3 0”.2 0”.2 0”.1
ε2(λ=507nm) 5”.1 2”.6 2”.0 1”.7 1”.3 1”.0 0”.9 0”.6 0”.5 0”.4 0”.3 0”.3 0”.2 0”.1
ε1 = 115”.8×φmm  ε2 = 251575×波長λ/φmm

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